予約センター:045-474-8882

受付時間:8時15分~17時(平日)

TEL
MENU

STAFF

メイン写真

がん治療を支える専門の医療スタッフ

当院には、がんの診療やケアにかかわる資格を取得した、さまざまな職種のスタッフが在籍しています。
主治医と連携しながら、治療中の「からだ」・「こころ」・「生活」についてトータルにサポートしていきます。

がん看護専門看護師

がんの診断、治療方針の決定、副作用症状、療養方法の選択など、身体的・心理社会的な悩みに直面している患者さんとご家族を支援する役割担う専門の資格を持った看護師です。

医師が病状や治療方針について説明する場への同席や、がん診断直後や治療中のこころの辛さ、治療方法の選択、治療と仕事の両立、副作用に伴う外見の変化、治療に伴う妊娠への影響、がんの遺伝やがんゲノム医療に関することなど様々な悩みに対する個別面談などを行っています。

がんとともに生きる患者さんの体験に寄り添い、患者さんとご家族が安心して治療を受けることができるようがん診療にかかわる多職種と連携しサポートしていきます。

緩和ケア認定看護師

がんの診断、治療方針の決定、副作用症状、療養方法の選択など、身体的・心理社会的な悩みに直面している患者さんとご家族を支援する役割担う専門の資格を持った看護師です。

緩和ケアとは、がんなどの病気になった時に、患者さんとご家族が治療と仕事・生活を両立しながら「自分らしく生きることを支えるケア」です。外来や病棟と連携をとりながら、具体的な痛みや吐き気などの、からだのつらさを和らげるサポートをしています。

がんの告知、再発による不安などのこころのつらさに対しても、緩和ケアの認定資格を持った看護師が、説明の場に同席したり、情報提供することで、患者さんやご家族のさまざまな思いを傾聴し、からだとこころのつらさを和らげる治療やケアをおこなっています。

緩和ケアはチームとして、医師や各診療現場の看護師、薬剤師や心理士と協働しながら、入院患者さんとご家族をサポートしていきます。

がん化学療法看護認定看護師

外来治療を中心に、がん治療を受ける患者さんの増加や、「分子標的薬」や「免疫チェックポイント阻害薬」といった新しいお薬の導入、また「ゲノム医療」など、がん薬物療法をとりまく状況は大きく変わりつつあります。

私たちがん化学療法看護認定看護師は、治療を患者さん自身で意思決定するための相談や、薬の副作用に対する日常生活の工夫を患者さんと一緒に考えていくといった活動をしています。

患者さんご家族が今まで過ごした生活を大事にしながら、安全安楽に治療が継続できるよう、がん薬物療法を専門とする医師や薬剤師と協働しながら、チーム医療に取り組んでいます。がん治療にお困りの時には是非お声をおかけください。

医療ソーシャルワーカー(MSW)

社会福祉の立場から、患者さんやその家族の方々の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る役割を担う仕事をしています。

がんなどの病気になると、様々な悩みや課題がたくさん出てくるものです。例えば、医療費の不安や仕事との両立についての不安。家族や会社との関係についても心配ごとが出てくるかもしれません。

そうした悩みや課題に適した、国や自治体が提供する制度や、地域の社会資源を紹介することができます。退院直後の自宅での療養が困難な患者さんへの自宅環境の整備や、新たな退院先の紹介などについても、地域の関係機関と連携を図りながらサポートします。

薬剤師・がん薬物療法認定薬剤師

化学療法室には、安心で安全な薬物治療を提供するために、がん化学療法を受ける患者さん担当の薬剤師がいます。薬剤師は、初めての薬で治療を開始する際に薬の説明をしたり、治療を続けている間も、薬のことで分からないことや不安なことについて、いつでも患者さんの近くで相談を伺います。

薬による副作用を確認したり、医師に対する薬の提案も必要に応じて行っていきます。院内の医師・看護師だけでなく、院外の保険薬局の薬剤師とも協働して、患者さんへの「より良い薬物治療」を提供するために、トータルなサポートを行うのもがん薬物療法に携わる薬剤師の仕事です。

診療放射線技師

私たち診療放射線技師は、診断・治療・経過観察と長期にわたり患者さんと向き合いながら、放射線を扱う専門スタッフです。大きくは、診断と治療部門に分かれており、各種の認定資格を持ったスタッフも多く在籍しています。

診断部門では、医師が必要とする画像の提供を担い、目的ごとに最適な検査方法や被ばく管理および画像処理を行っています。また、検査内容や放射線に対する不安にも耳を傾け、安心して検査を受けて頂けるように取組んでいます。

治療部門では、再現性の高いポジショニングや、利用する装置の品質管理を行うことで、日々、安全で安心できる放射線治療を提供しています。
患者さんの副作用や心の変化に配慮しながら、医師・看護師と一緒に、がん診療のサポートや治療を行っています。

がんリハビリテーション(理学療法士/作業療法士/言語療法士)

がんは遺伝子が傷つくことによる病気で、全身的(骨、筋肉などの骨格・胃や肺、大腸などの内臓器官・血液など)に起こります。“がん”そのものの治療は、手術や化学療法・放射線治療・内服治療など、その方に適した様々な治療が身体に与える二次的な影響を考慮し、選択されますが、関節や筋肉・呼吸機能・嚥下機能といった局所的な影響にとどまるものもあれば、日常生活を行うための動作や易疲労性など全身に及ぶ影響もあります。リハビリテーション部門では、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がそれぞれの専門性を生かし、問題の解決を支援していきます。

がん病態栄養専門管理栄養士

がん治療の専門知識を持って、がん患者さんの栄養管理を行っています。管理栄養士として、がんと闘う患者さんやご家族に寄り添い、その「食」を支えることで栄養状態の低下を改善し、治療効果を上げながら、回復を図るサポートに結びつくよう、日々試行錯誤中です。

予防策はもちろんのこと、がん治療・療養において、患者さんの「生活の質の向上」は重要な課題です。疾病そのものや治療による影響、精神的な苦痛など、いくつかの原因が相まって、十分な栄養がとれない場面が多々あります。

栄養管理を円滑に行うために、がんに関する知識と技術をもって、チームの一員としてがん患者さんと共に問題を解決していきたいと考えます。

心理士/がん生殖医療専門心理士

がんとわかった時、からだが辛い時など、こころにも変化が起きます。強い不安を感じたり、気分が落ち込んだりすることもあるかもしれません。そのような時は、1人で頑張らないことが大切です。辛い気持ちが長く続く場合は、こころの専門家の支援が必要なこともあります。心理士は、まずしっかりとお話を伺い、少しでも穏やかに過ごせるよう、患者さんとともにこころの手当てを考えます。
また、近年医療の進歩により、がん治療後の人生についても考えることが大切になってきました。がん治療後に妊娠・出産の可能性を残す「妊孕性温存療法」にまつわるご相談にも多職種と連携して対応していきます。

  • がんの種類について

    TYPE

    がんの種類について

  • がんの治療について

    ABOUT

    がんの治療について

  • 先進的がん治療

    TREATMENT

    先進的がん治療

  • 緩和ケア

    PALLIATIVE CARE

    あなたを支える
    緩和ケアチーム