皮膚がんは、紫外線の累積暴露量とも関係しているといわれ、高齢化に伴い、また診断能力の向上もあり、年々増加傾向です。目に見えるため、しばしば精神的にも日常生活にも支障をきたします。

日光角化症、ボーエン病、乳房外パジェット病、基底細胞がん、有棘細胞がん、悪性黒色腫、皮膚リンパ腫などの手術や治療に関わっています。

皮膚がんの多くは、しっかり切除すれば治療は終了になります。しかし、中には転移するがんもあり、その場合は有効な化学療法が少ないのも皮膚がんの特徴です。

転移が見つかった場合は、関連している院内の診療科や大学病院、がんセンターに紹介させてもらっています。

近隣の皮膚科クリニックとも連携をとらせてもらっています。
ご紹介いただいた時は、拡大鏡による観察や組織検査を積極的にさせてもらい、しっかり診断をつけることに力を入れております。

早期に診断をつけることが重要となるため、心配な皮膚病変がある場合は、まず近隣の皮膚科クリニックを受診し相談してみてください。日ごろからの紫外線対策もしっかり行ってください。