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血液内科

当科で対応しているがん疾患(血液悪性腫瘍)

白血病
  • 急性骨髄性白血病
  • 急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫
  • 慢性骨髄性白血病
  • 骨髄異形成症候群
悪性リンパ腫
  • ホジキンリンパ腫
  • 非ホジキンリンパ腫(病型分類)
  • 濾胞性リンパ腫
  • MALTリンパ腫
  • リンパ形質細胞性リンパ腫
  • マントル細胞リンパ腫
  • びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫
  • 末梢性T細胞リンパ腫
  • バーキットリンパ腫
  • 節外性NK/T細胞リンパ腫
  • 皮膚のリンパ腫
  • 慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫
  • 成人T細胞白血病リンパ腫
多発性骨髄腫

などです。

当科におけるがんの診断

血液検査・尿検査

血液中で増加している細胞を顕微鏡で詳しく調べます。

全身状態を評価するために血液検査や尿検査を行い、これからの治療に耐えられる状態か、どのような副作用に注意が必要かなどを判断します。

骨髄検査

造血の場である骨髄の状態を確認するために腸骨(骨盤の骨)に専用の針を刺して、少量の骨髄液を吸引する検査です。細胞の形態や造血の状態、染色体や遺伝子の異常の有無を調べます。

病理検査

悪性リンパ腫の診断と病型分類を決定するため、リンパ節生検や腫瘍生検を行います。

病理部で診断し、検体の一部は染色体検査や遺伝子検査に使われます。

画像検査

悪性リンパ腫や多発性骨髄腫では病期(疾患の進行度)を判断するためレントゲン検査、CT、FDG-PETなどの画像検査が必要になります。

当科における肺がん診療の特色 

急性白血病の治療は、抗がん剤の多剤大量療法がまず行われ、その後約1~2年間にわたる入院・外来での維持療法が続きます。発症時や抗がん剤の大量療法を行う間は、細菌などに対する抵抗力が低下しているため、無菌室での治療が勧められます。当院は基準をみたした無菌室が12 床(個室型4 床・4 人室型8 床)あり、可能な限り無菌室を利用して急性白血病の初期治療を行うようにしています。

慢性骨髄性白血病には、最近ではチロシンキナーゼ阻害剤(グリベック®、タシグナ®、スプリセル®)の内服治療が行われています。治療法は病状や希望により選択します。

経過により急性、慢性白血病は、同種造血細胞移植が行われることがあります。当院においては、同種移植は行っておりませんが、適応のある患者さんは近隣の移植施設にてご紹介しています。また、非血縁者間の骨髄移植についても、骨髄移植推進財団(骨髄バンク)と密接に連絡をとりながら進めています。

悪性リンパ腫の治療は、症状により抗がん剤治療、放射線治療を単独あるいは組み合わせて行います。抗がん剤療法は血液内科医が行いますが、放射線治療は当院の放射線科専門医と密接に連携を取りながら行っています。

多発性骨髄腫の治療は、年齢・症状に応じて化学療法を行います。比較的若い患者さんでは自己末梢血幹細胞移植を伴った抗がん剤大量法を行っております。また、いわゆる分子標的治療であるボルテゾミブ(ベルケイド®)やサリドマイド、レナリドミドを用いた治療や、そのほかの新規治療を積極的に取り入れ、治療効果の向上を図っています。

患者さんへの一言

すべての治療は、患者さん・ご家族に説明の上、充分ご理解いただいた上で行うように心がけています(インフォームドコンセント)。

また、悪性腫瘍の告知については、あらかじめ患者さんとご家族の意思を確認するようにし、ご希望に添うように努力しています。

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